【NETで安心の中古車探し】遠方での購入におススメ!品質評価書付き車両
こんにちは。
皆さんは何かお買い物をする際に、「鑑定書付き」「証明書付き」と言われるとどのような印象をいただきますか?多分安心感がUPしますよね。
中古車にも、『車両品質評価』という制度があります。
簡単に言うと、車両の状態をチェックし、点数付きの品質評価書が発行される仕組み。今日はその内容について触れていこうと思います。
【目次】
車両品質評価の仕組み
カーセンサーではカーセンサー認定、グーだとGOO鑑定、トヨタのディーラーではT-Valueといった名前が付いているのが車両品質評価制度。それぞれ会社によって項目などに違いはありますが、共通していることは、そのクルマを販売する販売店さんではないプロの検査員が、第三者目線で車両のチェックをしてその品質を点数化するということ。これは買う側にとっては、安心材料+判断軸として非常に参考になる制度です。販売店さん側も、わざわざ検査をしてNETに掲載をしているわけですから、それだけ売り側も自信を持って提供している中古車だと言えます。
品質評価書のチェックポイント
ここではメジャーどころのカーセンサー認定とグー鑑定を例にし、品質評価のチェックポイントを独自視点で紹介していきます。
カーセンサー認定
評価点・内装・外装・特記事項で構成されています。
同車種で距離も同じくらい、年式1年違いの条件です。これだけを見ると、右の車両が状態が悪そうに見えるかもしれませんが、実は現車を見ると、特記事項で書かれいる場所が全然気にならないレベルだったりすることが多いです。カーセンサー認定は、自動車業界で最も検査基準が厳しいと言われているAISの検査員が査定をしています。中古車業界関係者の中では、厳しいぶん情報としての信頼性が高いそうです。
グー鑑定
機関・外装・内装・特記事項で構成されており、総合的な評価点はありません。グー鑑定はJAAAという日本自動車鑑定協会という会社で検査を実施していますが、このJAAAはグー(プロトコーポレーション)の子会社です。検査基準はカーセンサー認定に比べると少々甘いようですが、NET上の評価書付き台数はカーセンサー認定より多いです。
(今日現在)
カーセンサー認定車;40,772台
https://www.carsensor.net/nintei/index.html
グー鑑定;155,470台
カーセンサー認定を見る限りは、検査日から3か月以上経過している車両は見つかりませんでしたが、グー鑑定には半年前くらいの鑑定書が散見されました。それぞれ評価の有効期限などがあるのか、カーセンサーのほうが長期在庫が少ないのかいずれかだと思われます。
どの品質評価書が安心?
中古車の査定業界のトップは一般社団法人日本自動車査定協会(JAAI)という組織になりますが、その組織から監修を受けているのがトヨタのT-Value、カーセンサーのカーセンサー認定と、日本査定協会自体が行っているV-CONという評価書になります。勘違いす易いのが、グーの査定(JAAI)だけは独自の基準のようです。
トップである査定協会の基準が信頼性が高いため、評価書付きの中古車を選ぶのであれば、T-Value・カーセンサー認定・V-CONの車両で検討するのが妥当でしょう。
評価書付き車両の検索方法
カーセンサーNETにもグーネットにも検索パネルで該当車両のみで絞り込みする機能があります。T-Valueについては、TOYOTAのメーカーサイトである『GAZOO』上で検索、絞り込みが可能です。
まとめ
中古車に対して少なからず不安を抱く方は多いと思います。販売者ではない第三者の査定は購入検討するうえで有効に参考にしましょう。特に遠方での購入(現車を確認せず購入)を検討されている方は、品質評価書付きの車両でご検討されることをおススメします。